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残波岬zanpamisaki

「残波岬周辺情報、朝・夕陽ウォッチング」

夕陽スポットとして知られる、読谷村・残波岬。
あまり語られることのない朝陽にも、夕陽に引けを取らない魅力があります。
朝陽と夕陽、共に素晴らしい残波エリアを、紹介させていただきます。

「早起きは、得!残波岬の勇壮な断崖に、躍動的な太陽が昇ります」

沖縄本島は北東から南西に細長く、中西部に位置する読谷村は西へ張り出しています。
その突端にあるのが残波岬です。
当然、残波岬は夕陽ウォッチングには最適なスポットとなるわけです。
更に、本島中部には高い山が無いので、島越しに昇ってくる朝陽も見ることができるのです。
ただ朝陽が見られるというわけではなく、その景観美も素晴らしいものと言えるでしょう。

こちらの展望所までの遊歩道は、だいぶ先まで続いています。
涼しい季節には歩きやすくて心地の良い散策路なのですが、一本道なのが惜しい所。
Uターンして戻ることが気にならない方は、是非楽しんでいただきたいスポットと言えます。
街中の公園辺りをウォーキングしている方なら、何の問題も無いかもしれません。

「東京にガンダム、沖縄には大獅子!?」

読谷村・残波周辺では自然感覚に浸って遊ぶのが本流ですが、せっかく残波にいるのなら見ていただきたいのが、残波大獅子。
大獅子といえども残波の自然の中に溶け込むと、大獅子に見えないかもしれません。
しかし、近寄ると結構大きい。
こちらの作者・金城實氏は、「かつてあった中国との国交文化を後世に伝えること」という思いを込めているそうです。
琉球王国の歴史を考えさせられるメッセージの中に、血を受け継いでいる沖縄の人にしか感じ得ない何かがあるのだと思いました。
それにしても、沖縄での中国人観光客の趨勢を考えると、大獅子の力はあなどれないかもしれません。
さておき、こちらの残波大獅子は、一見の価値十分にあると思います。
残波ビーチと灯台の間にありますので、是非ご覧ください。

「朝方は絶壁から、夕方はビーチで楽しもう!残波エリアで、太陽のドラマ」

そうこうしているうちに、夕刻が迫ってまいります。
大獅子から目と鼻の先、そこは残波ビーチです。
だんだんと陽が傾き、光は黄金色に変わっていきます。
そこに映るすべてが金色に染められて、ドラマチックな世界を見せてくれます。
真っ白な砂で山を作って遊ぶ子供たち、訳もなくはしゃいでいる若い人たち、何気なく仕事をしているビーチスタッフ、すべてが演出されているかのように美しい瞬間です。
残波ビーチでの夕陽ウォッチングは、人気があります。
どこからか集まった人々が、ビーチに近い駐車場を埋めていきます。
人気のないビーチで独占的に眺める夕陽もうれしいものですが、残波ビーチのように演劇を観るような感じで眺める夕陽も、盛り上がるものです。
そこに居合わせた見知らぬ人々が、お馴染みの天体ショーを楽しむわけです。
繰り広げられる演目は同じでも、同じようにはならないのが見どころの一つ。
自然が人を引き寄せる美しさ、不思議です。

残波周辺の見どころを、3点に絞って紹介させていただきました。
いかがなものだったでしょうか?
読谷村は、傾斜の緩い丘陵で構成されています。
そのため、残波沿岸の空は広く感じられ、とても解放的な雰囲気なのです。
残波周辺では、それぞれの施設の敷地も、広々としています。
そういった空のもと、マリンレジャーや飲食店なども揃っているので、人気のあるスポットなのでしょう。

岬周辺の岩場は、足場が悪い上、所によっては刃物のように尖っている場合もあります。
またハブには、ご注意をお願い致します。

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